学校長挨拶
                        茨城県立守谷高等学校長 大古光雄

 本校は旧守谷町を中心とした常総地域の皆さんの強い要望により,昭和58年4月に開校した創立29年目を迎える全日制普通科の高等学校です。広大な敷地に斜面を利用したモダンな校舎のつくりには斬新な工夫も施され,つくばエクスプレスの開通によって近年めざましい発展を続ける守谷市唯一の高校として,社会に有為な人材を送りつつ地域と共に歩んで参りました。

 本校の目指す学校像としては
  1 生徒と教師の信頼関係が構築された学校
  2 生徒・教師がともに学び合い,喜びを共有しあう学校
  3 生徒一人ひとりの夢(進路希望)をかなえられる学校
  4 保護者・地域と協力し合い,ともに歩む学校
 の4つを掲げ,以下の具体的な取り組みを行っております。

  開校以来,克己・進取・誠実を校訓とし,知徳体のバランスのとれた生徒の育成を目指し,生徒の夢を実現させるべく,学習面では2年次よりコース別編成を取り入れ,多様化している入試方法に対応した進学指導や,就職希望生徒一人ひとりの個性・適性を重視したきめ細かな指導を行っております。さらに心の教育を重視し,その要となる「道徳」の授業には担任・副担のみならず,学年外の教員がゲストティーチャーとして参加するなど,生徒との絆づくりに取り組んでおります。

  また,生徒と教師が共に学びあう学校づくりに向け,校内に授業研究委員会を立ち上げ,全教員が年1回は授業を公開,授業後の検討会を教員相互の研鑽の場とし,内年2回は外部講師を招聘するとともに,他校の先生方にもご参加いただき,共に学び合う機会を設定するなど,授業研究も今年で4年目を迎えます。このような取り組みの継続が,生徒の学びの定着と生徒・教師間のより良い信頼関係の構築に、大きな成果を上げてまいりました。

  さらに,克己踏破会を始めとした様々な学校行事を通して,保護者のみなさんとの心のつながりを強め,市商工会や社会福祉協議会の諸行事にも積極的に参加させていただき,協力体制を築きながら,市内唯一の高校としてその存在感を示していくよう努めております。

  ほかに本校の特徴として誇れるものに,生徒会活動や放課後の部活動をあげることができます。選抜大会2回,高校総体1回の全国優勝を誇る女子剣道部は常に全国トップレベルを維持し,今や守谷高校の「お家芸」といっても過言ではありません。その他関東大会出場の男子ハンドボール部・陸上部などを中心に多くの運動部が連日心地よい汗を流しており,ブラスバンド・JRC等の文化部も積極的に校外の活動に参加するなどますます活性化を見せております。

  近年,茨城県内も過疎化が進む市町村が増える中にあって,守谷市は県南・県西地区を代表する地域として躍進を続けております。このような中で,本校も守谷市と共に伸びゆく学校を目指し,生徒と教職員が一つの「塊(かたまり)」となって,突き進んで参りたいと思います。